生活からシャンプーを引き算する○湯シャンの記録初日〜7日目

人生は引き算。どうも佐藤広崇(サトウヒロタカ)です。

実は私、長年ある悩みを抱えていました。それは、脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)です。

この病気について、簡単にまとめると

・頭皮や鼻の周りに赤みが出る

・頭皮から大きなカサブタ状のフケが出る

・薬や薬用シャンプーなどで一時的には寛解するが、またすぐに再発を繰り返す

といった感じです。この脂漏性皮膚炎に悩んでいる人は非常に多いと言われています。大体30代くらいがこの悩みを抱えている人が多く、どちらかというと女性よりも男性の方が多い印象です。

で、とにかくさまざまなネット情報、書籍などを読み漁って、皮膚のメカニズムや薬についての情報をかき集め、実際に手に入れられるものは一通り試してきたのですが…最近、湯シャンに辿り着きました。

湯シャン=お湯だけでシャンプーすること

とはいえ、湯シャンについては昔から知っていて、何度かチャレンジしては失敗していました。

で、再度湯シャンについて勉強し直し、再度チャレンジしてみようとなりました。さらにせっかくならありのままをブログに残して、同じ悩みを抱えている方の何かヒントになればと思っています。正直、これが成功するか、失敗するかもわかりません。

でも、失敗したらしたで、ダメな例として知識がストックされるし…でも、今回は成功する自信が結構あります。笑

細かな方法などについては、また別の記事でまとめるとして、ここでは大まかな基本ルールを書いておきます。

ルール① 湯シャンには十分な移行期が必要であることを念頭に

ルール②洗髪の頻度などは、状況を踏まえて臨機応変に

ルール③シャンプーにだけ焦点を当てるのではなく、生活全体を見直す

この二つです。

ルール①については、さまざまな動画や書籍で書かれていることなのですが、これまでシャンプーを頻繁に使っている人ほど、皮脂腺が大きくなっていて、それを戻すためには結構長い移行期が必要らしいということです。

これは人によって・体質によってもさまざまのようですが、大体半年前後は見ておいた方が良さそうです。

ルール②についてですが、これも「毎日湯シャンをする」というのではなく、「汚れたら洗う」という柔軟さが必要であるということ。毎日洗うことに慣れている人ほど、「洗わないと不潔だ」というような先入観にとらわれている可能性があります(まさに私です)。

だから、汗をたくさん書いたら、1日2回でも3回でも洗うこともあるだろうし、反対に全然汚れないのなら3日でも4日でも洗わない。こんな柔軟な感じで進めていきたいと思います。

ルール③ですが、これは「体は食べたものと吸った空気と環境でしかできていない」からです。今まで、この視点も大きく抜けていたと感じています。脂漏性皮膚炎はその名の通り、「油が漏れる」のですから、特に食べ物は大きく関係しているのではと思います。単にシャンプーだけに原因を求めるのではなく、生活全体を改善していきたいと思います。

ということで長くなってしまいましたが、初日から7日目までのシャンプーの記録をご覧ください。僕の場合、鼻周りの赤みも悩みの種だったので、合わせて洗顔についても書いておきます。

1日目(2025.6.26)

夜:フルフルコラージュシャンプー→ムヒHD(頭皮)+コーワ軟膏(鼻周り)

この日の数日前に、また例のごとく頭皮の赤みとフケ、鼻周りの赤み・カサカサが悪化しました。自然治癒は見込め無さそうだったので、薬用シャンプーと市販のステロイド薬を用いて、まずは症状をしっかりと抑えることにしました。

フルフルコラージュシャンプーは、これまでの経験から、私の場合は、それだけでも数日間使用すると徐々にフケなどの症状は治まっていくと知っていました。

個人輸入でケトコナゾール配合のシャンプーを使用していたこともありましたが、最近ケトコナゾールシャンプーはホルモンに影響を与える副作用があるかもしれないという海外youtuberの動画を見たため、今回は使用しませんでした。

また、つい最近知ったのですが、ムヒHD(頭の湿疹にトントン塗るタイプの市販薬)もステロイドだったのですね…!私は頭が痒くなるとよくこれを使っていたのですが、まさか悪名高きステロイドだったとは….。

脱ステロイドの大変さを語るyoutubeなども腐るほど観たので、正直できるだけ使いたくなかったのですが、これも徐々に減らしていければという気持ちを持ちつつ、ひとまずの対処法として使用しました。

ただ、鼻周りに使うタイプのステロイドは、最近使っていた市販薬で一番強いステロイドから、一番弱いステロイドへとランクを落としました。

2日目(2025.6.27)

朝:湯シャン+お湯洗顔→ムヒHD+コーワ軟膏(鼻周り)

昼:ムヒHD+コーワ軟膏

夜:cocoon石鹸で頭&顔洗顔(すすぎ念入り・よく手で泡立てる)

数日間治療に専念しての1日目だったので、もう頭皮の赤みやフケ、鼻周りの赤みはなくなっていました。早速、朝は湯シャンとお湯洗顔に。その後、念のために前日と同様の薬を使いました。昼はただ薬を塗っただけです。

夜は、シャンプーをフルフルコラージュからcocoonというブランドのRe:toneという石鹸に変更しました。できるだけ、洗髪後はすすぎをしっかり行うようにしました(3分くらい)。

3日目(2025.6.28)

朝:湯シャン+お湯洗顔

夜:cocoon石鹸で頭&顔洗顔→curelモイスチャースプレー(鼻周り)

朝起きると、ちょっとふけが出ていました。頭も少しかゆい感じ。

「もしかして、cocoon石鹸でも洗浄力が強すぎるのでは!?」とこの時少し疑問を持ちました。

この日も朝はサッと流すだけ、夜はcocoon石鹸でしっかり目に洗いつつ、風呂上がりに鼻まわりのみcurelのモイスチャースプレーを吹き付け保湿しました。

この日で、脂漏性皮膚炎の症状は完治しています。このまま順調にいけば良いが…

4日目(2025.6.29)

夜:cocoon石鹸(超微量)で頭&顔洗顔→curelモイスチャースプレー(鼻周り)

石鹸も結構洗浄力が強いという動画を観たことを思い出した私。この日は、一日外で釣りをして汗をかきまくったので、夕方に温泉にいき汗を流しました。

この時、cocoon石鹸を持って行ったのですが、今までの1/100くらいの量(まじで)で、手のひらにわずかに泡を作り、それで頭と顔(主には鼻まわり)を洗いました。

5日目(2025.6.30)

シャンプーなし(というか風呂なし。だが、琵琶湖で水浴びした)

この日も1日釣り(どんだけ釣りしてるねん、というツッコミはよしてくださいね)。自宅に夕方に帰ったのですが、疲れすぎて風呂にも入らず寝てしまいました…。

なので湯シャンはしていません。が、釣り終わりに琵琶湖で泳いで汗を流しました。笑

そのせいもあってか、この日は特に汗臭いとかはなく、気持ちよく寝れました。

6日目(2025.7.1)

夕方:ふのりシャンプー→curelモイスチャースプレー

実は、数日前にふのりパウダーを買っていたのです。ふのりは江戸時代に使われていた洗髪方法(要はシャンプーと同じ役割)らしく、これを機にやってみようとなったわけです。

ふのりシャンプーは保湿効果もあるらしいので、一石二鳥かなと。いわゆる石鹸系のシャンプーとは違い洗えている感覚はあまりありませんが、悪くない!

7日目(2025.7.2)

昼:湯シャン+お湯洗顔

この日は湯シャンとお湯洗顔のみでした。というか、2日間の釣りで盛大に日焼けをしてしまい、首の日焼けあとが痛すぎてお風呂にも入れませんでした。洗髪も湯シャンというよりもほぼ水シャンです。

というわけで、初日から7日目までの経過をざっくりまとめるとこんな感じになります↓

1日目:薬用シャンプー

2日目:石鹸シャンプー

3日目:石鹸シャンプー

4日目:石鹸シャンプー(激少)

5日目:noシャンプー

6日目:ふのりシャンプー

7日目:湯シャン

こう書くと、「全然湯シャンしていないやんけ!」と言われそうですが、まだまだ湯シャン移行期だと思われるので、ゆっくりじっくりしていこうと思っています。

また経過はブログにまとめますので、ぜひ更新をお楽しみに!

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