やる気の低下の原因は、まさかの玄米食だった!?オーソモレキュラー(分子栄養学)から考える体の不調

四毒抜き生活を始めて一年弱、最近は家で食べるご飯はほとんど玄米となっていました。

自炊することも以前に比べてかなり増え、四毒抜きをすることで花粉症や肌荒れの改善、よく眠れるなどいいことづくしの生活を送っていました。

また、昨年の9月ごろからジムにも通っていて、体の代謝も改善し、今が社会人になってから一番健康で調子がいいと感じていました。

・・・が、ここ最近、なんだか集中力が続かない、やる気が出ない…。漠然とした不調のようなものも感じていました。

で、原因はなんだろうと色々と探っていて、立ち寄った本屋で藤川徳美先生の書籍を手に取りました。

藤川先生はメガビタミン療法というのを提唱しているオーソモレキュラー(分子栄養学)の先生です。

先生の問題提起を一言でまとめれば、

現代人は質的栄養失調に陥っている

というのです。

質的?どういうこと?と最初は私も思いました。

私はおそらく同年代の大多数よりも健康的な生活を送っている自信があったのですが、仮に日本食のような健康的と言われる食生活や適度な運動生活を送っていても、体に必要な栄養素は足りなくなってしまうというのです。

で、藤川先生の書籍やブログ、出演されているyoutubeなどから情報を収集していくと、一つ自分の食生活について気になる点が出てきました。

それが、玄米食です。

玄米は体にいいと言われることが多いですが、一方でフィチン酸やアブジシン酸といった成分が多く含まれていることも知られています。

特にフィチン酸は、ミネラルの吸収を阻害してしまうのです。これは、まさに目から鱗でした。

ちなみにミネラルというのは、人間が体の中で合成できない栄養素で、鉄やマグネシウム、亜鉛、銅など、様々なものがあります。ミネラルはビタミンとの組み合わせで、吸収が促進する場合もあります。

そして、オーソモレキュラーに興味を持った私は、今の食生活で抜け落ちている栄養素を一つ一つチェックしてみることにしました。

そうすると、私の食生活から抜け落ちている食材と栄養素が判明しました。

それは、レバーです。

レバーには、ビタミンA、ビタミンB群、鉄、亜鉛などが豊富に含まれています。レバーは、決して嫌いではないのですが(と言いつつ、めちゃくちゃ好きというほどでもありません)、普段の食生活では全くと言っていいほど取っていませんでした。

月に1回程度、焼き鳥屋で肝の串焼きを少し食べるかどうかくらいです。

そして、海外のオーソモレキュラーについて解説している動画を見ていた際にも、現代人が世界的な鉄不足に陥っているという内容も見つけました。

鉄不足、めちゃくちゃ当てはまる気がする・・・となったわけです。

で、ここで話がつながりました。鉄などのミネラルというのはそもそも吸収率がよくないのですが、それに追い打ちをかけるように、私は毎日玄米を食べていたのです。

ほうれん草などは意識して食べるようにしていましたが、そもそもほうれん草に含まれるのは非ヘム鉄と呼ばれる吸収率がとても悪いタイプの鉄分。

で、ヘム鉄と呼ばれる動物性の鉄分はほとんど取れていない。ただでさえ取れていない鉄を玄米でさらに吸収阻害している。これはまずいとなりました。

ちなみに、鉄分はフィチン酸以外にも、タンニンによっても吸収が阻害されるそうです。コーヒーや紅茶などにタンニンは含まれています。

・・・実は、体を温めようと生姜紅茶を最近よく飲んでいました・・・。これも鉄分不足を加速させていたとは。無知とは本当に怖いものです。

鉄分は食事から摂った場合、6時間程度かけてゆっくり吸収されるそうです。なので、少なくとも鉄分を摂取する点にフォーカスすれば、数時間程度は食後のコーヒーなどはやめておいた方が良さそうですね。

ということで、鉄不足(とそれ以外のいくつかのビタミン・ミネラル不足)を解消すべく、藤川先生のメガビタミン療法をやってみることにしました。

始めて数日で、「あれ?なんか朝もしっかり起きれるし、集中力も続くぞ」となりました。まあ、まだ短期間なので、プラシーボの可能性も否定できません。

少なくとも数ヶ月は継続しつつ、ミネラル検査なども併用して今後の経過を報告していきたいと思います。

ちなみに、メガビタミン療法に対してもかなり調べてみましたが、私はメガビタミン療法も万能だとは全く思っていません。少なくとも長期間、何も考えず続けるのはメリットだけではなくデメリットもあるのではと考えています。

この辺りも、また記事にまとめてみたいと思います。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール